激動<変化の時1>

 

ドアが開いた。

 

大音響と光の乱舞の中を大急ぎで進み、最前列のステージ前どまんなかに席を確保した。

 

 

いよいよ始まった。

 

驚きの演出に戸惑いを隠せない。

 

隣に、昨日目立っていた黄色いTシャツの彼がいる。今日はオレンジのTシャツ。

早速の演習に度肝を抜かれて戸惑うだけの私をよそに、オレンジの彼は思いっきりそれに取り組んでいる。

 

 

S氏の檄が飛ぶ。

 

「それがあなたの100%ですか?」 と。

 

 

初めて会う人ばかり、私のことを知っている人は誰もいない中で、私は何に遠慮したり恥ずかしがったり人目を気にしたりしているのだろう?

何かに縛られている。

人の目?羞恥心?遠慮?常識?

 

「あなたは人生を思いっきり生きてみたいと思いませんか?」

 

S氏が鼓舞する。

 

 

今ここで思いっきり出来なくていつできるんだ?

 

隣の彼は、最初から思いっきり動いている。

相づちだって、声に出して大きくうなづいて「うんうん、なるほど」と言っている。

最初、何この人?と思うくらいのリアクションの大きさだった。

でも・・・

 

そうか!ここまでやってもいいんだ。

 

何にも縛られてはいない。

 

何も恥ずかしがることではない。

 

思いっきり自分を出し切るところなんだ。

 

オレンジの彼のように思いっきり。

 

何をするにも自分のすべてを出し切っていないことを痛感した。

 

すべてにおいて・・・

 

それを隣のオレンジの彼が身をもって気づかせてくれた。

 

ここは、何にも縛られず、誰にも非難されずに自分のすべてを出して100%で行動していいところ。

 

ここで100%出すことによって、他でも出せるようになるんだ。

 

私はここに、変化を求めてきた。

 

今、ここが変わる時なんだ!

 

やってみよう。オレンジの彼のように。

 

 

 

ほらね、やれば出来るでしょ。オレンジの彼の笑顔がそう言っている。

 

ただ、やっていなかっただけ。

 

そうか、これでいいんだ!

 

少しずつ何かがはずれていくのがわかる。

 

やれば、いいんだ。

 

ただ、やれば。

 

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